こじま医院からの皮膚科通信

2014年2月24日 月曜日

アトピー性皮膚炎とステロイド剤

アトピー性皮膚炎は、市販の薬のみで病状を安定させることが難しい病気です。
原因や病状が人それぞれ個々に違うため、医師の診断のうえで症状にぴったり合う薬を使用する必要があるからです。

アトピー性皮膚炎によく使われるステロイド剤は、副作用が強いというイメージが強く不安に思う方もいらっしゃいますが、医師が処方する場合には、お一人おひとりに合わせ適切な量を適切な期間処方いたしますので、副作用の心配はほぼありません。

それよりも、かゆみに耐えきれず掻きむしってしまい、皮膚のバリアが弱まることで、とびひなどの合併症を起こすことのほうがとても心配です。

効果の高いステロイド剤を医師の指導のもと上手に使い、アトピー性皮膚炎をコントロールしましょう。

投稿者 こじま医院

""